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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―46

(ニーチェ ヘルダーリンについて)

ニーチェはこれまで人間の作って来た知恵の歴史 それを根底からひっくり返している
特に宗教に対する風当たりは大きい
「今までの宗教にろくなものがない! 今までの道徳にろくなものがない!」
と片っぱしからめった打ちにしたのである
だからニーチェを研究するのは 今後の世界を考えるのに大変役立つのである
しかし彼は最後に気が狂って死んでしまった

同じく気が狂ってしまった思想家にヘルダーリンがいる
ヘルダーリンも魂の古里 宇宙の古里なる真理を探し求め
その古里に帰ろうとした

それこそ詩人である 
ところが詩をもってしても古里へは帰れず 狂気でその人生を閉じている
なぜそんな真面目で優れた人々が 目的地まで船を運ばずその前線で
倒れてしまうのか?

答えは簡単である。
それは神話の道を通らなかったからである

ドイツの近代の学界ではリグ・ヴェーダの研究を盛んにやっていたにもかかわらず
彼らは読んでいなかった 
いや読んでいたとしても それが美しい透明な詩集であるというばかりでなく 
警告書であったのだという事に気付かなかった
その道を通っていれば 発狂しなくてもすんでいたのかもしれないのである
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| 宇宙元素なる黄金の波動-香り科学- | 23:49 | TOP↑

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―45

こうしてデカルトは哲学者として有名になったが ある時天からの啓示をうけた
「詩人になれ 詩人にならねば科学そのものも極められない」と
彼はその啓示を十分理解できたが 根っからの詩人ではなかったが故に
彼の真理発見は中途で終っている

中途で終わっているのはデカルト一人ではない
老子もその内の一人である
「自然に帰れ 自然から知恵を得よ」とまともな事は言ってくれたが 
それも中途半端である
ではどうすればよいかが説かれていない

それで老子の自然思想にほれこんだ荘子後が 
その老子の穴埋めをして考え出したのが運命論と 
もう一つは「あちらとこちら 生と死」 又は「美と醜 善と悪」といったように
本来一つであるべき自然を二分して考え生きている人間の思考の相対概念を
克服するような無差別自然ともいうべき まともな哲理を打ち出した

しかし一を論じ一を押し出す事は 二を一に変えただけの事に気が付いていた
この点はすごく優れた者でなければ見破れない
これを見破った人はこれまでいたかどうかが疑わしい
今までの人類の知のほとんどが哲理の中をうろついている

最も真理発見に必要な事はデカルトにあった啓示のように「詩人になること」である
ところが詩とは何かを答え得る人は どこにいるのであろうか

| 宇宙元素なる黄金の波動-香り科学- | 09:07 | TOP↑

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―44

(デカルトについて)

デカルトは小さい頃から非常な天才であった
人間はどうしたら救われるのか 何が正しいのか どんな生をおくる事が一番良いのか
という問題について彼は考えていた

そしてデカルトは精神の研究に入った
しかし精神の研究ほどいいかげんなものはない――という事に気付いた
なぜなら国・地域・人種が変わるとその考え方が違うからである

例えばここではそれは善というし 他ではそれを悪だという
人間の精神とはそういうものであった
孔子と老子においてもそれが見られる

それでデカルトは
「私はそんな精神の研究で時間を費やしたくない
私はもっとはっきり答えの出てくる数学とかや自然科学を通して
宇宙の真理を見付けてゆこう」と言ってその道に入っていった
例えば彼の頭の冴えは 次の言葉に明らかに出ている
「我れあるが故にわれあり」 これである
これは迷える人間がそんな迷いの頭でどうして真理をみつけられようか
ということである

| 宇宙元素なる黄金の波動-香り科学- | 15:05 | TOP↑

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―43

(老子について)

老子は孔子と同じ時代の人であり 二人が顔を合わせたこともあった
孔子は当時の人心の乱れを秩序あるものにしようとして 礼儀その他を説いて
他人に親切でなければならないと説いた

それに対して老子は批判的な意見をもっていた
その孔子の言う事は人工知から出たものであって自然なものではない
人工的な道徳は人間の本来の姿をゆがめてしまう
だから自然に帰ることが第一である
赤子のようになりなさい
人間の作る法も間違っている
そんな法律のようなものがないのが法の姿である……と 

ここで云われている法というのは 人間が本来もっている本当の調べの事である
例えば知的にかたぐるしい人の事でなく 素朴な人……
そういう人こそ本当の自然の調べ(法)を持っている――というのである

この老子の教えを道家といった
孔子の教えを儒家といった
日本にはこの相反する二つの思想がこんがらがって入って来ていて
それを整理する知恵に欠けていた
それでその二つを呑み込んでしまった
それが日本人の人間形成の一面である
以上のように老子は孔子の人工知を見抜く鋭さがあった

| 宇宙元素なる黄金の波動-香り科学- | 23:01 | TOP↑

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―42

これからの解説は この苦の原因である「言語」を見つけてはいなかったが
そうとう良い方向性をもって真理への道を開拓してくれた人々の説明である

中国――老子
フランス――デカルト
ドイツ――ニーチェ
イタリア――ヴィーコ
ドイツ――ヘルダーとゲーテ

以上が代表的な人物である
以下はこれらの人々の抜きん出た知恵の動きを紹介したものである

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