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新リグ・ヴェーダ 「宇宙創造の詩」

はじめに闇があった 

そこには 何の興奮もなかった

動く者も動かないものもなかった

生命も 肉体も 物質もなかった

感情も 情感も 知力もなかった

英知もなかった

精神 心もそこにはなかった

闇は闇として 闇であった


その大闇に 一つの穴があいた

そこから 一つのあるものが 

ふき出てきた

それは 「時間」だ

時間は空間となった

そのひろがりは 光を

ともなった

光るもの 走るもの

動くものと 動かないものが

あらわれた

そこにはまだ 心も 精神も 知も

情感も なかった


重なり合うものがそこに

あった

時間と空間という

異質のものが

同時存在したのだ

興奮が 大波の如く

やってきた

光りだ 走るものだ

走るものが その構造の中から

あらわれた

興奮は更に興奮をうみ

ぶつかり合って

さくれつをおこした

エネルギーと質量が

そこに生れた


「時間」はすべてのものを

たぶらかす如く

興奮のうずにつつんだ

さくれつは さくれつを生み

物質をつくった

電気はそれと同時に

生れた


物質と 物質はそれを

生命として呼吸した

星々の存在は それによって

保たれた


それら動きは引き合った

力がそこに生れた

その時に まだ精神も心も

生命も意義づける思考も

なかった


むろん意識すらなかった

時間の中から生命が

生れた


はじめあり 終わりあるものは

はじめあり 終わりあるものを

つくった

生命がそれである


ヒューマンがあらわれ

それらは 意識をもった

心をもち 何か意義づけを

もたないと

生きられなくなった

心 精神はそこにめばえた

彼等は真なるものを

さがしはじめた

それでもって 自己を

ささえようとしたのだ

だがはじめから 真なる者というものは

この世にないのだ

それを彼等はさがし

創りだそうと努めた


心の安定を そこで得ようと

したのである


意義のあるものは この世には

ないのである

時間がおきてから この興奮は

狂い出したのである

時間は狂いのもとである


はじめにあるもの「闇」には

狂いも 興奮も よろこびも

情感もなにもないのだ

意義は人間の心の動きである


只の物質はそういう事を

考えた事がない

人間の狂いが 意義ある

ものという意義なるものをほっしたのである

はじめなる闇にも

そこからおきた時間にも

精神や心や 意義や

心のかざりは なかった


時間はいろんな興奮と

さくれつをおこし

それら各自のさくれつ

の中から

それぞれの新しいものが

つくられた

人間の中から 精神 心 

意義という 狂ったもの

なくてもよい チリのような

ものをつくった


大気中の宇宙のチリは

流星となって散って消えるが

人間の心のチリはなかなか

散り消えることなく

より以上に チリをこしらえてゆく

経典 聖者等々が チリと

たたかいながらも

チリをつくる原因ともなった

神 神々もそのチリの一つだ

意義づける者を人間は

もたなければ

支えを失ってしまう

からである


光速 低速 光 時間 空間すら

チリの一つである


眼(まなこ)あるものは

光をほっした

光りが彼等にとって

只一つの救いであった


だが眼なきものには

光明は何の関係もなかった

闇は彼等(まなこある者)にとって

恐怖の世界であった


彼等は自己の故郷を

わすれさったのである

そしてその他に何か意義

あるものをさがしはじめ

真理とはこれだ……と

示そうと努力した


けれど彼等には 安らぐ

ところが見付からなかった

生命有る彼等は

はじめと 終わりの繰り返しの 中で

狂い叫んだ

神よ 真理よと


彼等の意識は狂いの中で

狂うばかりだった

時間はいつか破れる

空間の衣と共に

時間の噴出口に立って

すべてをにらみつけている


1978.08.25.
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| 1978年 | 12:51 | TOP↑

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時間を噴出するもの

時間を噴出するもの

時間を噴出するもの


時間の噴出口

時間の噴出口


時間を噴出するもの

時間を噴出するもの


時間を噴出するもの

時間を噴出するもの


1978.08.23.

| 1978年 | 22:13 | TOP↑

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時間の噴出口たれ

噴出口たれ

噴出口たれ

時間の 噴出口たれ

精神 心 意義づけるもの

一切が

消える


1978.08.23.

| 1978年 | 11:06 | TOP↑

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消えた人が歌った

消えた人が

消えた人が 歌った

消えた人が

消えた人が 歌った

透明の人が

体全体が 透明になって

消えた人が

歌った


消えた人が 歌った

消えた人の 歌声は

低音で 空気のようで

透明な 空気音をしている


声ではない 霊のどよめき

霊の 振動だ


木の葉が ゆれて 

さわやかに 風音を

出すような

歌声だ


消えた人が 歌った

消えた人が 歌った


1978.08.22.

| 1978年 | 11:01 | TOP↑

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翼ある者

あなたの手は翼だ

手があって 

さらに 背に翼があるの

ではない

それは天使だ

あなたの手が 翼だ


その翼で 人々を抱こう

人々の 手に 体に

顔にふれよう


そよ風が 花々の許に

訪れるように

私は 翼ある者となった


1978.08.21.

| 1978年 | 08:42 | TOP↑

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海女

海女は海底に しずむ

海女は 海底にしずんで

真珠を取る

その真珠をかごに入れて

地上に持ち帰る

地上に持ち帰ることを

しないで

海底にとどまった海女がいた
 
真珠と彼女はなった


1978.08.14.
  

| 1978年 | 19:40 | TOP↑

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星の彼方

星の彼方に意識を向けよ

星の彼方に意識を向けよ

手は高く上がる

声は強くなり

勢いにみちてくる

人間のことなど 考えなくなる

人間に関係がなくなる


他人に歌を合わそうと

するのでなく

自分一人で堂々と 歌えてくる

狂いだ

ブラフマンでの狂いだ

やはり それ以外の道を

とるな

人に 気をつかうな

一人でしっかり 歌えてくる

立つのだ

つっ立つのだ

人に関係なく

あちらを こちらとして

歌え

星の彼方に 意識を向けて

大きい強い 自信そのものの

声が出てくる


こんなことは アメリカに来て

はじめてではないか

何だか 自分を見失って

いた感じがする

アメリカのアシュラムの

人間関係の中で

人におびえていた様だ


自分をとりもどすことが 出来た

大きい声を出せない 環境に

いたせいもある


この段階は アメリカをしのぐ

人間の中で 消える段階より

はるかに 勝る

これが 踊りだ


消えるな お前は

星の彼方で 踊りつづけよ

それが お前だ――


1978.08.11.

| 1978年 | 10:05 | TOP↑

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人間の道

相手の中で

消えて 歌え

消えて 歌え


人間の中に 跳びこんで

消えるのだ

それを 忘れるな


幾何学の 回転軸の

中で

消えるのだ

歌がとび出てくる


飛びこんで 消えて

歌え

それ以外に

人間の助かる道も

人間のゆく道も ないのだ


1978.08.08. 

| 1978年 | 11:31 | TOP↑

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消えて立て

消えて立て

汝 雄々しき者よ

消えて立て

汝 雄々しき者よ

消えて立て

汝 雄々しき者よ


雄々しく 歌い

雄々しく 踊れ

雄々しく

雄々しく 汝

消えよ


道をみうしなっては

立ち直り

さがし出して 進む

このたよりない 師匠は

師匠たるねうちが

あるのであろうか


道をみうしないつつも

ヨタヨタしながら 進む

私を

支えてくれている 弟子たちに

感謝する


もし私が おっこちた時に

私を 助けておくれ

その親切な手で

引き上げておくれ

このたよりない 私に よく 

ついて来てくれる事を

感謝する


1978.08.07. 

| 1978年 | 10:11 | TOP↑

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消えてあるもの



翼は 消えてあるものだ


消えてある翼は

はばたく

消えたはばたきをする


1978.08.04.

| 1978年 | 08:48 | TOP↑

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