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1980年09月 | ARCHIVE-SELECT | 1980年11月

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曲線の歌い

やさしさ 愛等々は直線の世界の産物である
それを破るものは それを破れるものは曲線しかない
相対の世界にうろつくこれら 愛ややさしさは
いつまでもよろこびと悲しみの製造所である

これから抜け出せるのは曲線の道しかない
曲線の道は四次元的世界である
やさしさ 愛 その他人間関係の中で起き 
使用されている知情意は 三次元的であり直線の世界である
その硬い知的なものに 曲線の「遊び半分」というものを
ぶつけてみよ

遊び半分……何と我々に縁の遠い言葉であろうか
遊び半分とは怠け者の代名詞か
悪の代名詞のようにしか響かない
それ程 われわれは硬いのだ

遊ぶこと 遊ぶことを知らない我々 遊び半分になれない我々
いつも 善か悪かのいずれかをみきわめながら歩いている我々
だから明るさを失うのだ
明るさは曲線の波動だ 曲線は遊びだ 遊び半分だ 傾きだ

硬い人間は理屈ばかり考える
何も考えずに 体をゆさぶっておれ
体に歌わせろ 体に踊らせよ
曲線こそ宇宙的「あらわれ」である

1980.10.26.
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| 1980年 | 14:12 | TOP↑

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水も人もゆさぶると うまくなる

水は揺さぶっているとうまくなる事を知っていたが
人間も揺さぶっているとうまくなるのだ
柔らかい人間となるのだ

人間はいつも 硬いことばかり考えすぎているか
さもなくば ずるい悪い事を考えているのだ

悪い事とか 善い事とか 硬い事とか という世界以外に
それとちがって 真実な世界がある
それは 恍惚に光輝いている世界だ

水がうまくなり 人がうまくなった世界
人類はまだ この世界を知らない
どんな事なのか どうなるのかも知らない
未知の世界なのだ
いわゆる 曲線的「あらわれ」のみの世界だ

「根源」「あらわれ」「展開」と三つのものがあるが
ビートルズの 音楽のように「あらわれ」のみで留まるのだ
ここは 知情意の世界でなく「波動」「曲線」「かたむき」
「時空をなくした」世界なのだ
いわゆる「恍惚に輝いた世界」なのだ
これをピュアー文明の世界という

ここでは人は立派な良き社会を造れるし
経済 生産 人間関係その他 あらゆるものを最高級化
することができる

現在の文明は 精神文明であって荒々しい 直線と直線
感情と感情 知と知の交叉する世界であり文明である
そこでは 何もかも神話的でなく恍惚的でなく
中途半端でぶつかり合いの生活であり
人間をダメにし 不発人間で終わらせている世界だ

ここに 曲線的四次元的生活
――人間のあり方のすばらしい世界があるのだ

ピュアー文明 ピュアー文明
体をゆらゆら揺すぶらせ透明になっている人々の世界
心に何の囲いも持たない人々の世界
ビューティフルな世界が来るのだ

1980.10.23.

| 1980年 | 11:28 | TOP↑

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二匹の蜂がいた

二匹の蜂がいた
もう二十日以上も二匹で トイレの窓の隅に住んでいる
二匹はほとんど動かずに居る
何も食べずに居るのだろう
二匹で仲よくいる 
そんな或る日
私の部屋の外の屋根に巣をつくっている蜂どものうち
一匹が私の部屋に迷い込んで来て
一日中ブンブン そこいらを飛び回っていた

ところがその蜂が夕刻にはコロリと畳の上に横になり
見ているうちに動かなくなってしまった
そこで私は関心した
あのトイレの窓の隅にいる蜂の二匹の生命力を

一匹のまよいこんだ蜂は逃げようというその恐怖心で
一日中 バタバタして飛んでいた
……たった一日で それは死んでしまった

だのに二匹の蜂は何も食べず 二十日以上も生きている
それがこれからもあと何日 生き通すかわからないくらい 
平然としている

恐怖心は弱いものだ
……自ら死に至らすこと速やかなり

また 二匹よって多分愛し合っているのであろう
……強いこと 強いこと

それにしても集団生活の蜂だというのに
……ははん この二匹はかけ落ちして来たのだな
それにしてもみあげたものだ
この独立心に――

私は この二匹の為に
食べ物を運んでやろうと思わされた
そしてその窓の二匹のそばに はちみつを付けてやった

1980.10.21.

| 1980年 | 21:04 | TOP↑

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アメリカ民主主義に学ぶもの

アメリカ人には アジア人がもっているような 
ある種の悲しみはもっていない

なぜそんな悲しみがわかないのか
それは そんな悲しみがわかない
心の構造になっているからである

アジア人は二元的というか 相対的であるのに比べて
アメリカ人は一元的である
相対的な二元の中で生きていると
悲しみとよろこびが同居している

アメリカ人は 独立心が強く 一本立ちしている
それは 彼等の民主主義という歴史が……そうさせたのである
教育が大切だ 正しい教育が
他によりかからずに一人が立って歩くことを教える教育が

期待は人を弱らせ 人の頭をわるくする
一人立ちする者は 頭がシャープになる
頭の回転が速くなりスマートになるのだ

自己の殻からすみやかに抜け出そうとする者は
すべての人々と連なってゆこうとするスピードが速い
速い者は飛び跳ねることも出来る
宇宙にまで 飛び跳ねることが出来るのだ

次の時代は宇宙時代であり 宇宙をも抜け出る時代なのだ
自己を小さい殻に閉じ込めておかないで
宇宙に突き刺さる一本の矢のようにはるか彼方――
根源の彼方からこの宇宙に飛び降りて来てみよ

小さい自己 弱りきった自己
地球や人間を頼りにして生きている自己
そんな自己を徹底的にぶちくだけ

宇宙の彼方に住む者よ
地球を弱虫たちの住家とするな

1980.10.21.

| 1980年 | 11:06 | TOP↑

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生命の誕生 暗黒の世界

暗黒の世界 暗黒の世界 
生命の誕生 宇宙の誕生
大波が打ち 波涛のどよめき 一つの動き
そのすさまじい音 響き すさまじさだけがある
大どよめきだ
そこから生命が誕生する最初の誕生の一瞬だ

大暗黒 それ以外には何もない
光も その他の物……一切何もない
ただ暗黒がある
大波がそこにうちよせるのみだ

大音を 大揺れを 大響きをもってそれは揺れている
エネルギーと光と太陽もそこには何もない
「有」が始めて誕生する一瞬だ
その姿がお前だ お前はこれだ

大暗黒だ 大津波だ 何千年 何万年それが続く
大瞬間だ 大暗黒 大暗黒
それが我等故郷だ

大津波だ 大恍惚だ 神だ ブラフマンだ
お前だ お前の真相だ
永遠だ
崇拝 崇拝
礼拝 礼拝そのものだ

1980.10.07.

| 1980年 | 20:54 | TOP↑

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大感動の至福の中に立て

人間は余り 人間の中に入り過ぎるのである
人間に関わり過ぎるのである
その関わりは本当の関わりにはならない

本当の関わりが必要である
それは人間との関わりを求めるのでなく
曲線 波動 本性に関わることである

直線的関わりでなく 人間との関わりにおいても
揺れた曲線的関わりが必要である
神話が 神話がそこにやってくる

性を無駄に使うな
人間と人間を 無駄な関わりにするな
性は愛欲の中で行うべきではない
ゆれた曲線的神話の中でこそ行え
宇宙的関わりをすべての行為の中に入れよ

曲線 曲線 波動 感動
宇宙的感動の中で消えよ
消えて立つのだ

我々は直線的世界を永い間続けて来た
ぶつかり いがみ合い しっとし合い うらみ合い
苦しい感情の世界を展開して来た

これは我々の本性が曲線 波動 宇宙的感動
そのものであることを忘れたからである

ゆらゆらと体を揺さぶり心を揺さぶってみよ
直線的思考はなくなる
人間と人間との関わりも その中心に曲線を
入れこむことを忘れるな
曲線を通してでないと 我々には幸せがやってこないのだ

曲線 曲線 感動 感動
曲線を通して宇宙につっ立て
人と人の中につっ立て

偉大なる至福が そこに待っているのだ
透明なる至福が

1980.10.05.

| 1980年 | 17:19 | TOP↑

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体をゆすっておれ

何も考えるな
何も考えるな
ただ 体を揺すっておれ
四次元に 四次元世界に入る

何も考えるな
何も考えるな
ただ体を揺すっておれ
四次元に 四次元世界に入る

二次元や三次元の直線思考から 抜け出よ!
体を揺すっていると 体全身が波動化してくる
すなわち曲線化してくるのだ

人間の創造性を扱う脳の右半球が
動いてくるのだ
人間のコンピューターに与える最良の記号は
このような曲線的記号である

1980.10.04.

| 1980年 | 21:07 | TOP↑

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光に輝いて立て

人は余り人に頼り過ぎ 自己を忘れている
波動体である自己を忘れ
直線的思考の中ばかりで生きている

自己は 曲線体であることを忘れているのである
曲線体とは自由の別名である
自由を失って 直線思考で出来上った形の中で生きている

ああしてはいけない こうあるべきだという
硬い形の中で生きているのである
そこでは知的に 感情的に人と人がぶつかり合っている

直線的な考えとは三次元的であり縦 横 高さで宇宙を創る
しかしこの宇宙は三次元でなしに 四次元からも出来ている
縦 横 高さに時間が加わる
時間のある世界である

この四次元の世界に入ると 人は曲線体的思考に入れ変わる
ゆらゆら揺れた柔らかい世界である

三次元的な直線思考の世界では道徳的 宗教的に
硬い形を創って 人を囲いの中にしばり上げる
我々はこれら硬さ 囲いを破ってうなぎが網から
ぬけ出るように四次元の柔らかい 
ゆらゆらした波動の世界に 帰らねばならない

波動の世界には 遊びがあり助かりがある
助かるのは この世界においてである

ここでは 人に助けてもらうのでなく
自分で自分を助けるのである
自己の内なる波動 感動 遊び 自由によって
自己を喜ばせ 他を喜ばせ恍惚と化すのである

人は人の中で助かろうとするが
人は自己の中で助からねばならない
一本立ちするのだ
一本立ってくると 宇宙が舞台になってくる
人も地球も寄せ付けない一本立ちの波動体となる

光に輝いて 透明体となる
どんな事があってもおびえず くじけず
一人宇宙を駆け巡る

翼なき光速の蝶
光速をもって駆け巡る

1980.10.04.

| 1980年 | 11:17 | TOP↑

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躍動と感動は人間のいのち

躍動だ 躍動だ
愛ではむろんなかった
人間の救われる道が

宇宙全体の真理も
人間全体の真理も
愛ではないことがはっきりした
躍動 躍動が人間の本性であり 宇宙の本性でもある

躍動だ 響きだ バイブレーションだ
宇宙的バイブレーションなくしては 真のよろこびを得ない

たとえ短い人生であっても
たとえ短い男女の交わりであっても
知的さぐり合いでなく
批判を少しも入れずにぶつかり合い 抱き合い
たたずんでいてもいい
一つのバイブレーションの中にとけ入れたなら
最高の幸せをうる

人は長く生きる必要はないのだ
永遠のバイブレーションの中にとけ込むこと
これこそ幸せの絶頂である

人でありながら 人から抜けて
人にくっつけ

1980.10.02.

| 1980年 | 10:25 | TOP↑

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