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1988年02月 | ARCHIVE-SELECT | 1988年04月

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帰郷するには

我々の本性は幾何学である
幾何学の構造そのものが我々の本性である

構図 構図
構図が我々の本性である
宇宙はすべて構図によって組み立てられている
その構図にかえらない以上 
宇宙の根源 ブラフマンに行けない

我々は 我々の故郷を中軸として生きねばならない
その中軸を中点とするとは
故郷を中点とするという事である

帰郷 帰郷 自己を知る事
自己に帰る事 自己になる事
これなくしては 何事もまともにいかない

人間として まともな人生をおくるとは
仕事に成功したり 真面目で正直であったり
やさしかったりという事ではない
まともな人間になるとは
宇宙の中心軸を中点として生きることである

帰郷 帰郷
先人たちが神を探し 真理を探し 科学を学んできたのも
ひとえにこの「帰郷」にあった

まともな人間
まともな人間社会の発展
それを目指して努力して来たのである
我々は自分自らを知り 自分となることである

その自分とは その自分の本性とは
ひとえにこの幾何学的構図そのものに帰ること
構図に入っていくこと
それを探すこと
それそのものになることである

そこには透明な角度があり 透明な線がある
「透明」とは幾何学である
透明な角度 透明な線でそれは出来上っている

我々の本性をそこに見つけられる
そしてその奥に 消えた幾何学の消えた構図の世界がある
それが全てのものの故郷だ

1988.03.06.
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