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1994年12月 | ARCHIVE-SELECT | 1995年02月

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時間 空間 夢は一対である

コップはコップである ベルはベルである 人は人である
しかしそれらは 共に同格である
存在するもの全ては その相互作用の中に生きている
ところがコップは 
人にとって水を飲む時の道具としか考えていない

自転車は 人間にとって乗り物である
道具としての自転車であり コップであり ベルである
少しもそれ等とひっついていない
これを合理主義という
すると人は人でなく 物となってしまう
人はいつも それらの外にある

人は偉いと思っている どこが偉いのか
人は落ちこぼれの「物」になっていることを知らねばならない
おお 哀れなる「物」たちよ
何千年も 何千年も人は哲学 宗教 科学 教育
政治 経済等々と騒いで来た

しかしそれらは 合理主義という
平衡系と相対系の中での苦闘であった
全てと一つになること 
全てと 友になることを忘れて来たのである

宇宙の現象は あらゆるものが関連し 
その相互作用によって変化し進化している
それは非平衡という開きの系によるものである

人の生命一つにしても
何かと 何かとの相互作用によって 成り立っている
いわゆる 傾きの系である
傾きなくして物は動かない
違いなくして物は変化しない
人もコップも その違いの中にいる

人は人 コップはコップと道具として割り切るのは 
間違っている
だから人は 友を失うのである

インドの太古の聖典 リグ・ヴェーダに
光が斜めに走った 宇宙創造は そこからおきた とある
斜め 傾きは非平衡系である
その斜め 傾き 非平衡系は詩であり 神話であり 
夢を内在していることを人は知らない

時間も 空間も一つの斜めの系である
斜めなくして時間も空間も その働きを止めてしまうのである
アインシュタインは時間と空間は 一対であるといったが
時間と 空間と 夢の三つが一対であることを知らなかった

斜めは 夢の現われであり
詩と神話の現われであることを知らなかった

宇宙は詩と 神話と 歌と 踊りに満ちている
合理の知識は 表面だけを走っている
この世界は外界との相互作用を繰り返す 複雑な現象である

現象は 時間と共に発展している
自然の全体像を理解しようと ニュートンの物理学や 相対論 
量子論を 越えねばならないのである
細分化する事では捉えきれない自然の 全体像を理解する
新しい学が必要である

友を持とう 自然の働きという友を
人間だけが偉いのではない

自然と交わり 自然と戯れ 自然と眠り 自然と夢み
人と 社会と 宇宙の秩序を立て直そう
非平衡系という夢をもつ 創造の力の中で

1995.01.24. 
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| 1995年 | 20:28 | TOP↑

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透明なる二つの存在

ホイットマンは 二つの存在を
見つけたといった
宇宙存在と人間存在である

そして その二つを結ぶことによって
人間は完成するのだ ということを知った

これは 彼がインドのヴェーダーンタの
思想の本を 読んだからでもあった

彼は 母親にいっている
私はアメリカの未来を 本当のものに導く役目があると
そして その二つの存在を結び
人間を完成させる方法に 詩をもってすると

人間は 元来詩人である
人間存在も 宇宙存在も詩そのものである

それをアメリカの人々に 教えるのだ
それに アメリカの人々が耳をかさなければ
アメリカ民主主義は大失敗をする と彼は言った

1995.01.21.

| 1995年 | 21:43 | TOP↑

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親鸞の教えは

親鸞の教えは
その世界では 最高のものだ
しかしそれは 美学に入り過ぎている
宗教が美学に入ると終りだ

終いに 滅んでしまう
精神世界は 滅びと栄えの世界である
栄えるものは 必ず滅びる

人はしぶとく 栄えと 美と 善を
超越しなければならない

物理学の世界 幾何学の世界
詩と神話の世界に入ってゆけ

距離は あなたの友であり
あなた自身である

透明な角度 
それがあなた自身だ

1995.01.14.

| 1995年 | 20:13 | TOP↑

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純粋神秘思想

空間があった
時間があった
二つは共に夢をもった
無言で手を取り 踊り続けていた

そこへ闇と光が 割り込んで来た
かれらも 共に夢をもった

光は速いスピードで飛び回った
空間はそれに力を貸した

大いなるエネルギーが
そこに生まれた

空間は その力によって
物質をつくる母胎となった
有は 空間を母胎として
育っていった

多くの星々が 生まれた
星雲団 銀河系は
時とともに 呼吸した

固有の時間をもって
悠々と 踊り続けた

1995.01.13.

| 1995年 | 15:30 | TOP↑

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小鳥たちといつも

小鳥たちと いつも
遊ばないかん

花たちと いつも
遊ばないかん

神話は そこから噴き出
誘い出されてくる

いつも 神話でないと
神話が現われて来ない

小鳥たちと いつも
遊ばないかん

1995.01.10.

| 1995年 | 00:07 | TOP↑

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糸車があった

糸車があった
中点を中心として それは回る

円周は踊っている
踊りながら 円周は中点の中へ消えてゆく
中点には不動がある
詩的存在がある
その中へ 踊りながら円周は入ってゆく

糸車は回っている
中点はそれを受け 吸収してゆく

円周のない中点もなければ 中点のない円周もない
それらは 互の相互存在の中に存在している

引き入れられるものも 引き入れるものも
二つは 一つのものである

糸車は回る 糸車は回る
踊りながら中点へ消え そして出てくる
歌いながら 舞いながら 神話が顔を出す

未来も 時間も
夢なる手拍子を打って 踊り続ける

1995.01.09.

| 1995年 | 23:47 | TOP↑

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詩は要である

詩は  宇宙の要(かなめ)である
そこから 神話が展開される

宇宙は 燃えていても
静である

静であっても
燃えている

1995.01.05.

| 1995年 | 23:40 | TOP↑

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すべてはおどりの中にある

踊れ
知の世界は 本当の踊りを忘れさせてしまう
知の世界 感覚の世界には限界がある

上も 下も 大も 小も
右も 左も 根源もマーヤもない

真理は 神話は
それらを外に舞い歌っている
そこに 透明な角度がある

固有の時が 固有の自由が
独立がある

踊れ 全ては踊りの中にある
それらは 歓喜して動いている

粒も 波動も
エネルギーも 時も
全て 一つのものである

透明な舞 そのものである

1995.01.03.

| 1995年 | 23:37 | TOP↑

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宇宙絵巻

転がって 遊んでいる者がある

ころころと転がりながら
こちらがあちらとなり
あちらがこちらとなり

透明な角度は織られ
一巾の絵を織りなす
それが宇宙だ

1995.01.01.

| 1995年 | 22:44 | TOP↑

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「ころがる」と吸引力

「消える」は吸引力の
相互作用の中に起きる

転がるの過程を通るのである
「転がる」も吸引力の相互作用である

踊る 舞もここにある
透明な舞
神話はそこにある

1995.01.01.

| 1995年 | 22:36 | TOP↑

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