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1997年01月 | ARCHIVE-SELECT | 1997年03月

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詩の人

相対構図で出来上がった思想を

すてさり

統一構図の頂点に 意識を集め

白紙の舞となり

羽毛の舞となり

オチャメとなると


今までの自我は 少しづつ

消えてくる 


人は そこに居ながら

人でなく

樹が そこにありながら

樹ではなく

すべてが 詩そのものとなる


神話から 贈り物としてあらわれたるものたちよ

それは 詩そのもの


アメリカインディアンが言った

樹に対して 樹の人

石に対して 石の人とよんだ

すべての中に 人間の中にある同じ精霊を

見たのである


オチャメと 白紙の舞の構造で

彼等はよびかけ 語りかけ

それ等と共に 平和にくらした


鳥の声も 樹の声も 彼等は

理解することができた


人間は元々 生れながらに

詩人である

樹も 石も 鳥も 風も 詩人である


そこに 白紙の舞の幾何学的

構図

羽毛の軽やかさ

なに物とも ぶつからない相

透明なオチャメの ささやきがある


詩人とは 宇宙構造のすばらしさを 共に

謡うものである

贈り物としてある そのすばらしさを


ギリシャ神話の研究家であった

ヘルダーリンが

神々とよんだのは この詩の人たち

のことではなかろうか


神々しくも 麗しい自然の秩序

幾何学構図は おどる


1997.02.15.
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| 1997年 | 20:33 | TOP↑

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消えて立て

三角構造の 物質宇宙の本質は

他力である


他力にならせてくださいと

他力そのものに 拝む


他力にならせてくださいと 拝み

たのむと 

物質宇宙の 本質に入ってゆく

そして 物質宇宙からぬけられる


羽毛のように 軽くなって

物質宇宙の外に立つ

消えて立つのである


自信がわいてくる

余裕ができてくる


神話の世界が そこにある

オチャメなほほえみがやってくる


視線が上にあがり

人間の林から ぬけている

胸をはって その者は歩く


消えたものとして

他力は 神話を現わす


1997.02.01.

| 1997年 | 09:14 | TOP↑

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