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1999年02月 | ARCHIVE-SELECT | 1999年04月

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科学と宗教に欠けているもの

科学は日々進歩するが
科学では神話に到着することは出来ない
神話の中には 
科学が持てないものがある

神話というものは 静かで清らかで透明なもの
それは純真で素朴な魂に宿るものである

では純粋 純朴であったら
それで充分なのであろうか

古代のギリシャの神話 信仰は
すぐれて純粋なものであった

ギリシャの神々は 
清らかさと静けさの象徴であった

それら神々は人の救済に
向かうものではなかったのであるが
人はその静かで清らかな神々の前にひざまづき 
そこから純粋さと 静寂にひたることで
自らの魂を 神々の住む天なる世界まで
高めていたのだった

そのギリシャの神々への信仰にも
科学にも一つ足りないものがある
それはオチャメである

ギリシャの信仰ばかりでなく
もろもろのその他多くの宗教の中に 
オチャメというものが欠けているのではないか

ギリシャ神話を研究したヘルダーリンや
ニーチェは次のように言っている

世の中が夜のように 暗くなった時
その時は 神話を忘れた時である と

二人とも神話の重要性に気が付いていた
ヘルダーリンは失われたギリシャ信仰の清らかさ 
静けさということを追い求めた

ところがニーチェは ギリシャの信仰に
欠けているものに気付いた

ニーチェは次のように言っている
宇宙の真理というものは何か笑えるようなものだ と
これがオチャメというものである

ニーチェは踊ることを知っていた
空を飛ぶことを知っていたようだ

1999.03.28.
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