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2002年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2002年08月

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一羽のターキーが私に教えたもの

いつも追っているターキーの群れ
その中に一羽だけが 逃げずに私の側にいて 
餌をあさっていた

私は始め そのターキーは目が見えないのかと思った
なぜなら逃げないからである

ところがそのターキーが 道端のたまり水を飲み始めた
私はやっとそれを見て このターキーは
目が見えている事を知った
気付くのが遅かったくらいだ

私はこの 逃げない一羽のターキーを見ていて
これは神の使いのターキーだと分った
それで教えられた事がある

この土地は 私がお金を出して買ったものである
だから 私の持物だとばかり思い込み
他の動物が 特に畑を荒らすような動物が来ると
それらを追っ払っていた

しかしこの土地には 彼らが初めから住んでいた土地である
彼らのほうが先住者である

私は彼らと共に この土地にいなければならないのだった
と気がついた

私はこの一羽のターキーを見ていて
私自身を あわれな存在だと思えてきた

神の遣わして下さったターキーよ 有難う
私はやっと今年 この年令になって
少しは まともな人間になる事を知ったかのようだった

今までの思考は一体何だったのか
神からの啓示が来なければ
私は一生 バカな人間で終っていたのかも知れない

土にも 土地にも 大気にも 天にも
一切存在する者たちにも 頭を下げて謝った 

私のものというのは何もないのだ
私は後から来たのもなのだ
謙虚になって みんなの仲間に入れてもらわねばならない
思考するどころの騒ぎではない

仲間にになる為には 人間を捨てねば
ならないのだった
自由を求める感念も 個我から出ていた

2002.07.20.
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| 2002年 | 18:50 | TOP↑

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オリンピック選手は一人で走る

オリンピック選手は一人で走る
その走りは寸刻 寸刻の走りである

その寸刻 寸刻がにぶると 人は敗人となる

人は瞬間の一触れから生まれた
その一触れの神話は 瞬間の舞
その瞬間の舞は寸刻 寸刻のフレッシュな舞

人は瞬間のフレッシュの中から生まれた
そのフレッシュを 曇らせるのが欲である

欲は価値あるものに目がくらむ
目がくらむと 心が曇り迷いはじめる

純粋な者は 先ず欲から離れ
心身を清め 真っ直ぐ前を向いて走り続ける
一人で走り続ける
誰の助けも それにはいらない

無欲の世界に走り続ける
そこに瞬間 瞬間が 我がものとなる

人間とは瞬間の舞である
瞬間は永遠に連なる未来の広さと 連らなるのである
フレッシュと連らなるのである

吸引力の中へ 飛び込んで行くのである
それが自己との対話であり 宇宙との対話である

対話は舞である
無欲 無価値との対面である

喜べ 誇りを持って喜べ
誇らしく喜べ
生命とはそれだ 誇らしき喜びだ

瞬間 瞬間 寸刻 寸刻
一人でつっ走れ
舞いながら走れ
ゴールなきゴールに向って

2002.07.11.

| 2002年 | 23:32 | TOP↑

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