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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―27

子供が戦争に召集され 戦死した
国家は「愛国の為に戦死した立派な男だ」という一言でそれを片づけてしまうであろう
国家というものは 多くの人々の心を踏みにじる無慈悲な組織体である
時には企業においても同様である

遠い所に家族と離れさせて 勤務に就かせる
会社のために家族と離れて企業戦士として働かされ
そのあげく疲れ果てて死んでしまう
ああ無常とはこのことである

社会も国家もこのように 組織の為に神話を踏みにじって
苦の世界となってしまう
なってしまっている今の世の中をよくよく見てみるがよい
それを放っておけば いよいよ激しくなるばかりだ
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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―26

ここまで説明すると 大体神話とはどんなものか 
どういうものを神話と言っているのかが少し分ったと思う
それでキリストもラーマクリシュナも老子も「おさな子のようになれ」と
言っているのである
そこに神になれる糸口があるのである

ある男がずっと以前に香港に旅行した事があった
その時 香港と中国の国境の所を通って その山手から香港の町の方まで
下りてくる途中に 道路の右側にまるで人が立っているような大きな岩があった
案内人がそれを説明してくれた
「あれは息子が町に下りていって帰って来なかったので 母親が心配して
子供の帰って来るのを あの岩の上に立っていつまでも帰りを待っていたので
しまいに岩になってしまった」と説明してくれた

その時 その男の胸に熱い涙がこみ上げてくるのを覚えた……
これなども やはり親と子の神的な言葉で言い表わされない深いものがある
親というものはそういったものである
 
それを誰がバカな親と言えるであろうか
そこにも神話という尊いものがある

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―25

神話というものと 神話的な物語とは全然ちがうのである
物語はどの民族においても 語り伝えられたものがあって
例えば泥をこねて人間を創ったとか 泥海を掻きまわして島を造ったとか……
そのように世界中至る所にある

……それは神話でなくて物語であるが その素朴な心で作られた事の中に
神話性が土台にある事が認められる
幼稚とも思えるものではあっても 
知的な人間の持ち合わせていない素晴らしいものが……
即ち神的なものがそこに認められるのである

以前に述べた(ボールちゃん ボ-ルちゃん なぜこんな所で一人でいるの?)
というその子供の心の中に 大人の持ち合わせていない 或いは知識人が
ずっと昔に捨ててしまった何か素晴らしいもの それを見せつけられるのである

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―24

第七章
ある男がいた
神話の位置の啓示

img069.jpg

即ち 神話が根源と物質宇宙の両方にまたがっていて
人はこの神話の道(領域)を通らないと根源(魂の古里)にゆけない

それなのに今日までの宗教や哲学は この図式に従っていない
神話など見向きもせず 第一図のように魂の帰郷を説いている
それは大間違いである

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―23

子供はどんな物とでも友達である
そこから神話が始まる
今の大人はどれだけ間違った事をしているかが これで分かっただろうと思う

神話は詩的であり 仲間的であり 神的である
神話性を失うと 人は法律が必要となってくる
法律がないのが法であると老子がいっている

心に神話の調べを持つのが その調べが法である
ヴィーコは法律学者であった
そして 心の中の法を見つけ出した
神話性は人間の魂と社会に 最も必要とする法である

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―22

次のような話によって人はどれだけ 間違いをしでかしているということが
よく分ってくる

小学校の体育の先生の話であるが 先生が小学一年生を一列に歩かせていた
するとその内の一人の女の子が列から離れて その辺に置き去りに
されていたボールの所までかけていった
そしてそのボールを手に拾い上げながら
「ボールちゃんボールちゃん こんなところで一人ぼっちで何してるの?」
と言っているのをその先生が聞いた

先生はその子の手からボールをやさしくとって 頭をなぜて列に帰らせた
そして行進が始まった
それを一年生の担任の先生が近くで見ていた

行進が続いたかと思っていると その女の子が又立ち止まって列からはずれて
一匹の虫を手の平に拾い上げた
担任の先生は見ておれなくなって とんで来た
そしてその子を叱り その子から虫を取り上げ地面に投げ捨てた
虫は子供の足許の近くに落ちた
先生はその虫を 女の子の目の前で踏み殺してしまった

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―21

例えばOKですよと言う時に 声を出してOKと言わなくても首を縦にふる
それが一つの言葉になっている
或いはニコニコするとOKという事になる 
このように形一つで十分事足りるという素朴な世界がある
こんなものは神話の一種である

又 満月を見て 拝みたくなって両手を合わせて拝む
これなども神話の形相である
こんな子供でも分かるような形を軽視し 人間は言語を造ったがゆえに
物事を複雑にしてきたのである

例えば「生き物」という言葉によって これは「生物」であり
これは「無生物」であるという知識が出来る
そのように人は次第に知的になってくる
知的というのは合理的になることであり 神話を失ってゆくことになる

| 宇宙元素なる黄金の波動-香り科学- | 22:49 | TOP↑

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―20

人はその事に気付いてはいないかもしれないが 
リグヴェーダに その事がすでに示されている
人はこの言語意識から来る弊害に気付く必要があるのである

仏陀は青年時代に「生老病死」の苦からどうしたら救われるかを考えたとあるが
これも一つは相対観念から来るものであり これらの苦を感じる元に
言語を作ったという原因であったのである

つまり苦の原因は言語であって これを自己の心の中で解決しなければ 
人は言語の持つ影響から抜ける事は出来ないのである

この言語の作り出す相対感念により 人間は苦しみ悩むのであるという
歴史哲学をもって では弊害をもたらさない言語とは何か
何が人間にとって真なる言語なのかを研究する必要がある

それをイタリアのヴィーコが「太古の異教徒の人々は皆 神学詩人であり
その神話が彼らの言語であった」と言ったのである

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―19

第六章

ある男がいた
人は言語を作って相対の世界に落ち込んでしまった――

哲学者は
「宇宙は根源から現れて 
それが様々なものとして展開したのであって 元は一つである
だから私もあなたも皆同じものである」と言う 

言ってくれるのは有難いが どうしたら一つになれるかを誰もまともに言っていない
そこで人間の歴史を紐解いてみると 太古の人は一つであったかのようであるが
いつの程にか賢者が言語を作った

それがもとで「あちら」と「こちら」……「私」と「あなた」という
作られた言語を使うことによって 人は余計に相対意識が強くなり始め
そこから他人とか「あちら」「こちら」の相対意識が強くなり 
欲が強くなって来たことは確かである

元々はそんなに損得を考えなかった人間が 自己を守る意識が強くなって来た
そして社会の秩序が乱れてきたのである
その元は言語を作ったことにあった……ということが分って来た

| 宇宙元素なる黄金の波動-香り科学- | 21:56 | TOP↑

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宇宙元素なる黄金の波動 ―香り科学―18

その事は第六章で述べる事として その先にこのヴィーコの説いた神話学が
後にドイツのヘルダーやクリスチャン・ゴットロープ・ハイネや
詩人のゲーテの魂にやどった
そしてドイツで初めて神話学派というものが起き 
それから多くの神話学者が出て来た
シェリングもその内の一人である

ヘルダー ハイネ ゲーテに受け継がれた神話研究の精神を
私がここ日本において受け継ぐ事が出来たのであるが
道は遠かった

なぜなら神話の物語の研究でなくて 神話の本体を神話とは何か?……
を科学的に分析しなければならない……という これも至難な道が
待ち受けていたからである
それをどうにか成し遂げられたのが男の80才の頃であった
次は仏陀も見落としていたものから次章を始める事とする

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