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新ウパニシャッド

一   我々は滅んでもいい
    真理を実現してゆく
    真理実現とは人を「崇拝」し
    ソフトで秩序だった社会建設と
    自己の確立にある

二   我々は人々を「崇拝」し
   生産をあげ幸福を分ち合い
   生産は農業生産を中心とする

三  我々は能率で人を見ず
    感情的 或いは知的に人を批判しない 
   我々にあるのは「崇拝」のみある 
   この一線を守る

四  我々はこの真理を人類的或いは
    世界的なものとする
    即ち一切のものの存在価値を
   認め共に栄えてゆくのである

五  我々はこの一線を破ると自己に
    ムチを加える 
   あらそいをやめて 崇拝する
   やさしさは 「崇拝」の樹に咲く果実である 
   前進する……個人と  国家と 人類のため

六  我々は一本の神性でつらぬかれた
    大樹をつくる 
    即ち根と幹と果実に 天と地をつらぬく
   社会づくりをするのである
   いくら果実がみのって
   聖者の如く恍惚を味わっていても ダメだし 
   人民に奉仕してもダメである 
   それらが確立される為には
   根である社会機構が 確立されねばならないのだ

七  個人の利益と 国家の利益と人類の利益が
   直結し 循環したものでなくてはならない
   いわゆる税金のない 雇用関係のない 搾取のない
   物価が一定した社会で 労働のすべてが 奉仕的である 
   これこそ真の人間社会であり 民主主義社会である
   根が確立されれば 幹も果実も本物となる

1972.12.31.
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