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カバ賛歌

カバは宇宙が生まれる以前のもの 
知が生まれる以前のもの
人は知が入ると 小さくこせこせしてくる

カバは堂々 ただただ堂々
カバには損得もない
中身なんてないんだ

視線を上に あらぬ方向に向けて
あらゆるものを超えて
どう思われようと無関心
自分に関して無関心

特に何しようとするでなく
なんの無理も かけらもなく
自然の姿が堂に入っている

何があろうと逃げ隠れする理由もなく
態度も無感心
ただただ堂々と立っている

言いたいものには言わせておけ
そんなことにも無関心
意味ある言葉の洪水は
頭の上を行き交いて 何の効力も見いだせず
あてがはずれて霧散してゆく

カバは自由 カバは自由
求めがないから カバはゼロだから
カバを通るとすべて消されてしまう
価値が消えてしまう

宇宙は笑っている
カバの笑いを笑っている
宇宙はゆれている 
カバが大きくゆれている 
はずんでいる

2001.06.15.
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