FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

究極の消えた世界

消えたものに何が残るだろうか
美感も何もない
自己も 他人も 神もない

消えたものに何が残るだろうか
考えの一切は消えるのだ
恍惚がくる
ピュアーの恍惚が
震えが全身をつつむ

人間は人間との世界に
住んでいるから
すぐ 人間からの影響を受けてしまう
そして何かを考える
消えた者には 
何ら 過去の文化もいらない

消え方には
アインシュタイン流とリンカーン流の
消え方とがある

アインシュタインのは 相対を光速で突き切って 
一元に入る
リンカーンのは 相対の中に飛び込んで行って 
一元に入る 
 
しかしそのいずれにも 幾何学的構造
の世界が待ち受けており
それを突破している
その世界の奥が 消えた世界
実在そのものである

アジアの宗教思想はこの幾何学的構造の
世界のあることを知らず
いつまでも 幼稚な知的情感の世界を
うろついている
そしてこの古い果てしもない道を
いつまでも
歩みつづけているのである

ただ 一つの道
人間の幸福への道は
人間の中に 飛び込んでゆく
ことである

そこで幾何学的変化が起きる
光速を意識神経にかけて
人間の中に
宇宙の中に 飛び込んでゆけ

1977.08.14.
スポンサーサイト



| 1977年 | 21:01 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT