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詩情

詩情が降って来た
それが時間と空間となった
詩情が降って来た
それが時間と空間となった

宇宙は 詩情そのものである
宇宙は 詩情そのものである

人間の詩情は神をつくった
詩情は精をつくった
花の精 樹の精 水の精 
雪の精 空気の精 等々と
神と精をそこに置いた

それらは生き始めた
詩情はピュアーの入口
ブラフマンが降り注がれたものだ
ピュアーの権化なのだ

詩情は美ではない
美の世界は感覚世界のものだ
詩情は美の世界のものとは違う
それよりはるかに根源的なものだ

詩情は遊びそのもの 半導体的そのもの
ピンボケそのもの 幾何学そのもの 
揺れ動く線だ

蜜蜂が蜜を見つけて 飛び去るように
喜びに満ち 震えている透明な線だ
透明な角度だ

角度とは幾何学的震えなのだ
透明なる震えは詩情であり 美はその震えではない

詩情は透明な幾何学的角度を創る
神話はそれだ
宇宙はその神話に満ち溢れている

インドのシャンカラ一元論には詩情がない
哲学だけだ
美学は愛を生み やさしさを説いた

宗教が美学に入ったらもうお仕舞だ
宗教は科学そのもの
詩情そのものだ

1987.01.03.
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| 1987年 | 13:25 | TOP↑

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