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昔のインドのすばらしさ

現代社会のあり方
社会と人間の精神のあり方
それらは ほとんど間違っている
まちがったまま進んでいる

このまま行けば 奈落の底が待っているだけだ
インドを見よ インドに学べ
インドの昔からあるものに帰れ

ドイツのハーダーや ハーダーに影響を受けたゲーテを見よ
彼等はインドをこよなく愛した
彼等はそこに何を見たのか

世界最上の国と 彼等の心を魅了したものは何だったのか
それはカーリダーサの「シャクンタラ」であった

「シャクンタラ」を読んだ彼等はそれに夢中になった
バガヴァッド・ギータよりも「シャクンタラ」
「シャクンタラ」「シャクンタラ」と彼等は夢中になった

そこに神と人間の社会を見たのである
甘くやさしいインド文化に彼等は
魂の古里を見出したのである

そのインドとインド人
どういうインドとインド人が彼等をして
「インドは最高の国」と言わしめたのか

私はそれを探った
そして分った事がある
それは「土」であった
「土」の中に転がり回れるインドの人であった

土は彼等にとって 野菜を作る為の道具ではなかった
現代の人間は「土」は野菜を作り 
経済に変える道具にすぎない
だがインド人は 人間が「土」の中に転がり回れる相手
そのものだったのである

「土」にころがれる者は「空気」の中にも転がり回れる
人よ 土の中で転がり回れ 空気の中で転がり回れ
「その」富がそこにある

「その」富がまた自己の中にもある
自己そのものもそれだ
土の中にも 空気の中にもそれがある

自分の声の中にもそれがある
声そのものが「それ」である

自己の声の「それ」に酔いしれよ
これが人間にとっての天井の空洞である
知的な力を抜いて 自己の神性に転がれ

社会の夢が 未来が 時間が
空間が見えてくる

1993.10.06.
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| 1993年 | 11:10 | TOP↑

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