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神話的な人の特徴

人はどんな人を手本とすべきなのか

これが人類の歴史とともに

長い間 問われてきた問題である


神話というものが

その答えとなる


理性的でしっかりしていて

かしこいことをめざしてはいけない

神話的な人を手本とすべきである


神話的とは何か

私の「聖者と子供」という詩を見よ

今までの人々は皆 聖者をめざしていた

その間違いにきづかねばならない 


子供のようになること

それが神話的になるということである


18世紀のドイツに

クリスチャンゴットロープハイネという

神話研究の大学者がいた
 

彼は野原で寝ころんで本を読むのが好きであった

それを知った人々は 寝ころんでいる彼のまわりに

集まって来て

時には100人ぐらいにもなった


彼らはハイネの話を聞くのでなしに 

ハイネを見ていたいということだけで

集まり満足していた


それだけハイネという人は

神話的な人だった


神話は

人を惹きつけてやまないもの

人をなごますものなのである

そこに言葉 言語は不要であった


1999.04.06. 

| 1999年 | 13:20 | TOP↑

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線を見る目をもつ

詩的感性は 線をとらえる

そして言葉の中にも 

色彩の中にも 音の中にも

物質のなかにも 線をみる


線ですべてが織られている

そういうことを見てとる繊細な神経が 

感性の世界である


太古のエジプト人は そういう神経をもっていた

しかし現代人はただ単なる感覚をもって

すべてのものを見る神経しかもっていない

そこでものが立体的にみえるのだ


太古のエジプト人はものを見ても

立体には見えなかった

線の織り物であり 遊戯であり 舞であり 

芸術作品そのものである宇宙を

とらえていた


現代人はその神経がなくなり

知識で宇宙をみる知的感覚的神経の

持ち主となってしまった

エジプト人にとっては立体はなかった

そのように詩人にとっても立体はない


2001.12.20.

| 2001年 | 09:50 | TOP↑

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ナーラーヤン内垣・略歴

Dr.ナーラーヤン内垣(内垣日親)は、宗教・哲学・神話学の研究者、そして詩人である。大阪高槻市とアメリカのカリフォルニア州に研究所を持つ。

1925年、和歌山市で生まれる。28歳のころ、ラーマクリシュナのヒンズー思想に出会う。その時生まれた詩情あふれる名著「仏陀再誕」の出版をきっかけに、日本における実践ヴェーダンタ運動の創始者としての活動が始まる。

1957年、ラーマクリシュナ・ヴィーヴェーカーナンダ学園(日本ヴェーダンタソサイティの前身)を創立し終身会長となる。生涯を「人類はどうしたら救われるか」の探求と実践に捧げ、世界を舞台に活躍する。

バングラデッシュでは、戦災孤児と戦災未亡人のための約百人収容できる母子寮を設立し、衣食住と教育を与える。インドにおいては、7年間に渡り6箇所の文化交流センターを設置し、賎民部落においては、奉仕による医療活動と職業訓練活動を行う。

アメリカでは、広い荒地を少数の弟子とともに自らがつるはしをふって開墾し、美しい日本庭園を創りながら、著作活動、その他の文化交流に励む。

2012年8月逝去。

インド滞在中1974年、宇宙的存在との合一を体験する。この時編み出された光速瞑想は、宇宙合一の方法として大変ユニークなものである。その後思想の展開は「神話実現」に向けて、人間の真実への比類のない迫りを見せている。
また、哲学・神話学を通し、文化・人種・宗教を超えて社会秩序の維持の必要性を説いている。

著書17冊(英訳本も有)




Award

1995年 日本文化振興会より、社会文化功労賞を受賞
1997年 ケンジントン大学より哲学博士号を授与される
1998年 国際アカデミー教育よりFellowのタイトルを授与される
1998年 国連ユニセフとユネスコより世界平和賞を受賞
2007年 アメリカ大統領より大統領最優秀賞 金賞を受賞


| ナーラーヤン内垣・略歴 | 16:30 | TOP↑

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| 免責事項・著作権について | 16:29 | TOP↑

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詩神への霊感の祈りと宣言

(リグ・ヴェーダの言葉)

我々の心をひき出そう

真理の栄光の中に 休息せしめんがために

真理が我々の映像に 霊感の息吹を与えんことを


あらゆる神々の起源を

今我々は 歓喜して宣言する

未来の人々が これらの詩節を吟誦する時

それらを見んがために


天則と真実とは 火を生じる程の

意識の熱情(タパス)より生れたり

それ(タパス)より 夜の静けさが生れ

それより浪立つ大洋が生れた


死も不死も そこにはなかった

その時 夜と昼の区別もなかった

全く風もない処で かの唯一者は

自らの力で息をしていた


いかなるものがあろうろとも

実にそれ以上のものは 何もなかった


2012.01.01.

| 2012年 | 21:30 | TOP↑

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